この汚さ、醜さ、恐ろしさ、脆さが人間なのだと思う。かのプリーモ・レヴィが記した『これが人間か』と同じことを思う。フィクションと割り切ってはいけない事は確かだ。寧ろ、割り切れないこの現実味に対する絶望…
>>続きを読むある教師の「告白」から、それは始まった。
娘をクラスの生徒に殺された先生の
「告白」。
そこから、学生間のいじめ、クラス内のカースト、先生との対応、孤独感、寂しさ、仲間とのつながり、親への愛、復讐…
もちろん、湊かなえの原作は読んでいるが、今作は初めての視聴。
松たか子の渇いた怒りと怪演。
重い題材をアーティスティックに描くことで映画のエンタメ性をマックスに引き出しつつ観客に訴えかける
爆…