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今もカリスマ的人気が絶えないキエシロフスキ監督の遺作。
同監督の「デカローグ」(1988)を観たので、内容が思い出せない本作を観直した。終盤のニュース映像のシーンだけ覚えていた。
覗き見が趣味の…
トリコロール3部作の3作目。テーマは「博愛」とのことだが、前2作と同様に映画の内容からテーマを感じることは無かった。大学生と引退判事の交流が中心で、不思議なファンタジーっぽさも感じさせたまま単調に話…
>>続きを読む3部作それぞれがちょっと普通で無い世界を描いて、それぞれが微妙に影響しあっていて興味深かった。画面の至る所に散らばる赤い色彩が強く印象に残る。人生に諦観した初老の登場人物に感情移入してしまう辺りが、…
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盗聴魔との出会い。他人が気になる。SNS中毒の理由の一つ、これが昔の形となって描かれている。だけど彼女は片想い中だが、盗聴は行わない。
これまたフランス映画らしさ。
占い師でもない人に「嫌な予感が…
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はっきり言ってあんまり。
三部作の中では白が比較的観やすく面白みがあった。
この赤は、雰囲気と、モデルと爺さんとの関係が最初良い味出してるようではあるんだけど、どんどん不自然さと、とってつけた感が…
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BS松竹東急放映。三部作のラスト。ゴミを入れる高齢女性に手が差し伸べられ、思わぬ悲劇の中これまでの主人公が皆助かる、よかった。ヴァランティーヌとオーギュストの二人にこれからがあるのかな。オーギュスト…
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