初めて観たのは深夜に地上波で放送された時だったと思う。
１作目と２作目は金曜ロードショーでよく放送されていたと記憶しているが、完結編たるこの作品はゴールデンタイムに放送されたのをついぞ見たことがない。
その時点で評価は「お察し」。
そもそも過去２作品のダミアンは赤ん坊、そしてまだあどけなさの残る少年であったからこその「怖さ」があった。
それが本作では32歳。
「悪魔の子」だった頃の怖さはどこへやら？
やけに小物臭く見えてしまうのは私だけだろうか？
端から期待はしていなかったが、それでも「酷い」とまでは思わず、ただただ退屈な映画だと思っていた…中盤までは。
しかし…、しかしである。
あのオチは無いだろう。
最後の最後で腰が抜けそうなくらいに「ズッコケた」。
「終わり良ければ全て良し」とは言うが、終わりが酷いというのは本当にダメなんだと実感した。
