ゴジラが街の中に隠れます。いや物理的に無理でしょ。バカか! でも隠れちゃう。そんな感じのザ・エメリッヒ映画。迫ってくるゴジラを撮影したいのになかなかカセットがハマらないみたいなベタベタな演出、情報がマスコミにバレて機密プロジェクトから外されるみたいなベタベタな脚本、そういうのを平然とやってのけるのがエメリッヒ。特にビル内敗走シーンは相当なレベルで大雑把。しかし対ゴジラとか建物破壊のシーンになるとそこはやはり巨匠、迫力がある。なんかざっくりしてるけど迫力あるしやっぱりゴジラがかっこよくて、見たくないのにまた見返してしまう。そんな映画。