公開初日の初回で鑑賞した。ビルを丸ごと使ったプロモーションはひたすら期待を煽りまくって我慢の限界だった。
上映前には初代ゴジラ俳優の方がゴジラの歩き方を披露するなど、さすがお膝元のプレミア公開！と期待は更に高まった。
しかし。
序盤のワクワクはいつしか失望に変わり、NY上陸後のかくれんぼに至っては無理ゲーじゃん⁈
公開までの長い道のりが走馬灯のようにフラッシュバックする間にいつしか上映は終了していた。
席を立ってロビーに出ると東映の社員さん達がアンケートをとっていた。「いかがでしたか？」→「がっかりしました。つまらなかったです」と返した時の彼女の驚愕と失望の色は今も忘れない。
作品よりもあの社員さんの表情の方が強烈に焼きついた夏の日の想い出ではある。
