囚人13号

空襲と毒瓦斯の囚人13号のレビュー・感想・評価

空襲と毒瓦斯(1933年製作の映画)
5.0
女スパイとなった看護婦視点の戦争、徹底した非情さが漂うイギリスの戦争映画は他を寄せつけない。
バグパイプの音色がこんなにも美しく抒情的であったのかという発見にただ涙し、何の誇張もなく映画史においてこれに匹敵しうる音色は山椒大夫の笛以外にない。いつの間にか鍵が解かれていた牢獄、マデリーン・キャロルの女神のような笑顔。ベスト10候補です。
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