ぱこぱこのぷー

道のぱこぱこのぷーのネタバレレビュー・内容・結末

(1954年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

時代を表す寂しい映画
たったの万リラで売られたジェルソミーナ。彼女はそのことをわかっていながらよくわかっていなかったのか?
彼女の小さな人生を私たちも思う。
ザンパノは自分が彼女の人生を大きく左右する存在になってしまったことを、そして彼女を不幸にしてしまったことを深く考えることになるのだろう。

ジェルソミーナ、可哀想に。
でも同じような人生を辿った女性は当時は沢山いたことだろう。物悲しいメロディが彼女の人生を思わせる。