ばし

県警対組織暴力のばしのレビュー・感想・評価

県警対組織暴力(1975年製作の映画)
4.4
孤狼の血の影響で見たけど面白かったし、見た人がタイトル上げるのも頷ける内容だった!

まずキャストがめちゃ豪華!東映やくざ映画自体初めてだし菅原文太や松方弘樹、梅宮辰夫などが演じているところは初めて見たけどもメインの二人は鬼気迫るものがあってむちゃくちゃカッコよかった!

バイオレンスもすさまじい上に長い!取調室のシーンは執拗に感じるほどの追い込みで容赦なさすぎて笑ってしまった!自分でさりげなく窓開けておいてからの「お前、逃げようとしたな?」とかそこまでするか!ってレベル

ストーリーは孤狼の血とは逆に後半から法による正義が施行される事によって生じる均衡の崩れ、すれ違いなど前半での保たれていた流れをよく知っていただけに悲しみが…

ド頭からラストの切れ味まで飽きる事なく展開してどんどん加速する連鎖、引き裂かれる関係性などめちゃくちゃ骨太な映画だった!!
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