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アデュー・フィリピーヌのnyakoのレビュー・感想・評価

アデュー・フィリピーヌ(1962年製作の映画)
4.0
ジャック・ロジエのバカンス映画。

テレビ局でアシスタントをしているミシェルは兵役間近。
そんなミシェルにナンパされた親友同士のジュリエットとリリアーヌは、どちらが多くミシェルとデートするか賭けをする。
始まりは本気じゃなさそうだったのに、いつの間にか競り合うようになってきて…。

バカンス映画なんだけど、(コルシカ島への)バカンスは物語中盤からやっとくる!
(この監督さん、他の映画でもそうだった)

二人の女の子が若さ溢れて可愛いもんだから、行く先々で他の男性に口説かれる。
どちらかに決める気もないのに、誰かに持ってかれるのはイヤで不機嫌になってしまうミシェルの姿に呆れながらも、そのやり取りを面白がって見てしまう。

踊り歌い、喧嘩しては離れたり…あっという間に時は過ぎ、ミシェルが兵役へ向かう船の時間が迫りくる…。
余りにも爽やかで輝かしい。戦争の影なんて無いみたいに。
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