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隣人は静かに笑うのkerolineのレビュー・感想・評価

隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)
4.5
2000年前後に量産されていたサスペンスモノの一つ
その他大勢のB級映画かと思いきや、
練られた伏線回収や俳優陣の真に迫った演技は見る者を圧倒する

何と言っても邦題が良い
不気味でニヒルな印象を受ける
担当者は余程優れたセンスの持ち主なのだろう

テロリズムの専門家が隣家のテロリストの掌で踊らされる、といった内容
この作品、9.11の煽りを受けてレンタル禁止に一時期なっていたそうだ
そのせいもあってか日本での知名度は残念ながら高くない
グローバル化がより進むであろうこのご時世、性善説を重んじる日本人はこの作品を一度観ておくべきである

隣人が必ずしも善人とは限らない
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