櫂に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「櫂」に投稿された感想・評価

マルコ

マルコの感想・評価

3.8

陽暉楼からハマって五社英雄と宮尾登美子の世界をもっと見たいと思って鑑賞!

むごい。。終始つらい。陽暉楼は華々しかったから見ててすごく楽しかったけど、櫂はだんだん生活が荒んでいくのがつらかった。

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大正・昭和の高知県が舞台になっている。

こちらも人間の本性まるだしの映画だった。浮気男が最後に本妻を捨てるという話で、貧しい時代、本妻が2号の作った子供を立派に育て上げるということが美徳だった時代…

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indycharmy

indycharmyの感想・評価

3.9
陽暉楼ほどの派手さはない。
観終わった後も喜和かわいそうっていう思いだけ。
今の時代から見れば喜和の言ってることはなんもおかしくないのに周りの理不尽さに腹が立つ。
岩さん硬派に見えて意外とチョロいな。
ふづち

ふづちの感想・評価

3.5

●櫂(1985年日本。緒形拳)

女衒の岩伍は,旅の途中で拾った菊を高知の家に連れ帰り,妻・喜和に育てさせる。
菊は兄である病弱な竜太郎と放蕩息子・健太郎とともに成長していく。

《レビュー》
宮尾…

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全編、抜群の安定感ながら、轟く感動がない。
秀作とは、別物なのか!?
原因は変われど今の時代も夫婦というものは見てもわからぬ奇妙な関係に陥ることがある。特に昔の女性は権利が奪われ自由が無くなり、様々ものを失う。
marbo917

marbo917の感想・評価

3.8
2023年183本目

ストーリー的には鬼龍院、陽暉楼よりも女の悲運と絆を描いたこちらの方が自分好みで、時に十朱幸代がハマっていて良かった。

櫂(かい)は、宮尾登美子原作の小説を1985年に映画化したもの。高知市を訪れる機会があり、高知出身の宮尾は自伝的小説四部作『櫂』『春燈』『朱夏』『仁淀川』を地元を舞台に書いたことを知った。そこで旅の…

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chuchuyama

chuchuyamaの感想・評価

3.2
昭和の大女優を観直すシリーズ。女盛りから老いまで女の人生を演じ切っている十朱幸代。五社英雄監督の高知3部作の中では華やかさがないシブい作品。にしても緒形拳の女衒のハマり役よ。
派手さはないが、女の情念が全体に立ち込めていて良い。十朱幸代のはかなさ、名取裕子、石原真理子、真行寺君枝ら当時若手女優の美しさ、草笛光子の恐ろしさ。
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