ほいほい

あしたの私のつくり方のほいほいのレビュー・感想・評価

あしたの私のつくり方(2007年製作の映画)
2.5
個性という特色を見出されると排除されるのは幼少期を生き抜くために植え付けられる処世術なのかな。
10代を難なくこなすために、平々凡々と何事も起きないように過ごさなきゃならない。
目立つといじめられるから。

日本の社会構造が実は小学校から形成されるような仕組みになってしまっている。
個が目立つと集団に潰される。
個と個の対立にならないのは恐怖心があるせいかも。

才能を可能性の段階から潰しちゃって、それに辛うじて抗えた者だけが生き残れる弱肉強食の世界。
何で集団って生まれるんだろう?
十把一絡げ?
気に入らないなら1vs1で勝負しようよ。

とこの映画から社会構造を思い浮かべてしまう、強いとは何だろう?とついつい考えてしまう格闘技大好き人間の考察でした。

(10代によくある自分は何者でありたいのか?という思春期な病いに罹った女の子の話です)
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