こぼぼ

大人は判ってくれないのこぼぼのネタバレレビュー・内容・結末

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

何も判ろうとしない大人たちと、抑圧に耐えかね飛び出す子どもたち。
大人の気難しさと、子どもの自由奔放さ。
犯罪は良くないけども、そうさせてしまったとも捉えられるのが、ドワネルの家庭環境や学校での扱われ方からも感じ取れる。だからこそ、ラストシーンが海の解放的な空間で幕を閉じることによって、自分自身が感じていた閉塞感や窮屈な感覚を解き放たれたような、そしてひたすらに戸惑い、海という最良の地に辿り着いてしまったドワネルになることができた。
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