このレビューはネタバレを含みます
逃げ場を失い抗うことのできない状況下に陥り、大人になる瞬間でこの映画は終わる。
面倒事はたらい回しにする大人たちは本当に大人なのか。
今尚息子から逃げ続けている両親との対比がなんとも…
でもね、…
あらためてこの映画を観て自分の遠い過去を思い出し、「子供の頃っていうのは程度の差こそあれこんな感じじゃないの」と思った。あくまで偏向した個人の印象に過ぎないのだが。また、「判って欲しいのに判ってくれ…
>>続きを読むこの年頃の子どもの家出って無条件にワクワクする。映画を観ている表情がすごくよかった。映画館で映画観てる人の顔っていいよな。一緒に映画館にいた子どもの中で『ニューシネマパラダイス』のサルヴァトーレみた…
>>続きを読むフランソワ·トリュフォー監督、長編デビュー作。12歳のアントワーヌを主人公に描いた自伝的要素の強い作品で、演じたジャン=ピエール·レオと共にアントワーヌの成長を20年に渡り描いた続編が4本制作されて…
>>続きを読む嗚呼、疲れ切ってレビューもままならない。
『フェイブルマンズ』みたいに実母への思慕は実らない。両親含め、誰にも優先されないドワネル。教師は抑圧の塊。唯一の親友ルネともはなればなれに。人形劇を凝視する…
親に構って欲しい、愛されたい衝動で、家出をしてしまう気持ちがすごいわかる。というか自分もしてた。
その一瞬は愛してくれるけど、父と仲がいい時と母と仲がいい時が突発的に交互に現れて、でもその魔法みたい…
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