不朽の名作。『未知との遭遇』では、人道的な学者役のトリュフォーの半自伝映画。
監督自身が感化院に何度も入れられたり、軍隊入隊も脱走して罰せられたり、後の風貌とは異なる、まさに「反抗的」な人物だっ…
「母が死にました」の嘘がバレる一連、遠心分離機みたいな絶叫マシン(何故今無い?)、体育?のランニング?の列から隙を見て抜けていく子供たち。イイねぇと思えるシーン多いのに観終わって特に感想の無い自分に…
>>続きを読む子ども視点故か、狭い世界で淡々と描かれる日常。
喜びや悲しみ等という感情の移ろいはほとんど皆無といっていい程ドライで、それが良い。
主人公ドワネルが、言葉少なに語る心の内は想像の域を出ないものの、強…
「独立して落ち着いたら静かに話し合いましょう」が最高。
文法やソネットの暗誦を大事にしていたり、子育てに対するアウトソーシングぶりがすごいフランスならではの子どもの日常や疎外感が良い。とはいえ、日本…
ヌーヴェルバーグ、白黒、フランス語、という(私にとっては)ハードル高めで、下手に知ったかぶれないジャンルなのですが、映画鑑賞というより背伸びして文芸作品を読了したような気分の後味です。なんていうか、…
>>続きを読む(c) 1959 LES FILMS DU CARROSSE