おバカ犬

紅の豚のおバカ犬のレビュー・感想・評価

紅の豚(1992年製作の映画)
4.0
女がなんだ!世界の半分は女だ!

紅の豚

"この作品は宮崎駿監督の自己投影である"なんて話を小耳に挟んでから、なんとなくこの作品が嫌いでしたが、改めて見るとそこまでナルシズムや不快感はありませんでしたね。

ポルコロッソという、自身に呪いをかけた1人の男を見事に描いた90分でした。

前半はめちゃめちゃ渋くて良かったんだけど、後半決闘が始まってからはなんだか幼稚に感じちゃって、惜しい。ただ、そういうところがジブリが老若男女に愛される秘訣なのかなと思うともどかしい。

ミスターカーチス演じる大塚明夫さんの声が、すごく良かったです。以上!
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