フッカー

紅の豚のフッカーのレビュー・感想・評価

紅の豚(1992年製作の映画)
4.1
空飛ぶハム!!エンジンというより発動機といった方が似合う、そんな風体のそんな時代の飛行機乗りの物語。
男の姿を豚に教えられる。ポルコカッコいいぜ。

空挺乗りとして賊を退治し、依頼をこなすポルコ・ロッソは、さっそく空挺海賊通称空賊の退治を請け負う。
狙われるは豪華な船舶。子供10数人が人質だ!!

いや~いいね∈(*´◇`*)∋
人質になった子ども達の無邪気な台詞!悪役であるはずの空賊のむさい男達のオチャメな行動と発言!
この可笑しさと微笑ましさ∈(*´◇`*)∋
ジブリだぁ~∈(*´◇`*)∋

空中戦は発動機のブルブルブルという音がうなり、空を切るウイングが風を泣かせる。
気持ち良い音!!!!ヽ(´▽`)ノ
空中戦の魅力、音、満載!!ヽ(´▽`)ノ
見ててサン=テグジュペリの「夜間飛行」を思い出しました。

過去を抱える空の男の潔さ。
意地の強さ。思いの強さ。台詞のきなくささが心地よい。
空の男の姿、いや真の男の姿の一つを思い知らされます!!!

これが宮崎駿の願望的な投影とか余計なことは思うまい笑笑
良い意味で話もシンプルでカッコいい映画。上空は光が綺麗だ。好き!!

※ちなみに空の男が好きなので、戦闘機での空中戦メインの映画に「空の男セレクト」とタグ付けしました。意外と数少ない....オススメあったら教えて下さいヽ(´▽`)ノ