菩薩

夕なぎの菩薩のレビュー・感想・評価

夕なぎ(1972年製作の映画)
1.5
女性を単なる所有物か報酬の様にしか捉えてない2人の馬鹿男の間で揺れるロミシュナは1人でもキャリア形成できる癖にアホみたいに従順にケア労働に勤しむ、本当に馬鹿みたいな3人で別にこの先どうなってもいいやと途中で投げ出してしまった。にしてもイブ・モンタンがみのもんた(ん)ばりに害悪おっさんでずっと気持ち悪い。人間的にはクソがつくほどちっぽけな癖になまじ金稼ぐのは得意だからと自尊心ばかりが拡大していく、本当日本で言うところの昭和のおっさんって感じ。ロミシュナを独り占めしたいけど1人じゃ支えきれないからと変な三角関係に持ち込みロミシュナそっちのけで男同士で穴兄弟的な連帯を形成する、本当に気持ち悪い。瞬間湯沸かし器の様にブチ切れ暴れて熱が冷めたらしょんぼり何してんやろワイ…みたいな、こう言う男はDVした後に抱きしめて「ごめんね…でも愛してるから…」みたいな事を平然とぬかす、気持ち悪い。まぁ50年前の作品に真面目にケチつけるのもアホらしいのだが…にしてもユペールが若い。
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