浮遊

耳をすませばの浮遊のレビュー・感想・評価

耳をすませば(1995年製作の映画)
4.2
アニメ映画を観るのはほんとうに贅沢!店前の寄せ植えのお花や友達のうちの花柄のカーテンにさえときめいてしまう 絵、絵ってほんとうにすてき 現実のそれらをみるのももちろん魅力的だけど描かれたそれらをみるのって唯一のときめきがある なんだろう 温かみ?恒久性?
生活、人生、むずかしい そこにあるのに掴めない 踏みにじってわんわん泣いて つかれる ため息をつく でも世界はまわってくし電車は走る 猫が鳴いてる わたしも生きてる 
とくべつよかったのは地球屋のおじいさんの追憶のシーン 真っ黒なシルエットをした人間の美しさ 美化されたものだとしても尊くおもう こういう絵がすきだな 大滝詠一の1stのジャケットの絵とか 好き
靴下の似合うおんなのこになりたい みんな清潔できれいな格好をしていた 天沢くんの青いエプロンの似合うこと似合うこと!
自転車を押すの、ほんとによかった わたしできるかな 甘んじてもじもじしちゃうし!あーあ もっとハツラツに生きたい こんなだらだらとした文章書いてる時点でお察しですが 今!もーれつに図書館にいきたい 本を読みましょう しおりを挟みましょう 取り敢えず読みかけのカフカを開いてみた まだ城には辿り着けそうに無い Kもわたしも
高校のとき貸出カードの欄に憧れの先輩の名前をみつけてときめいたっけ 名前ってすてきよあらためて

夢を追ったりすきになったり学んでみたり白けてみたり忙しい 忙しくても夢想すること、忘れずに ずいぶんあたまのなかが遠のいてしまったわたし でも雫ちゃんが小説かいてるのみて少し戻れそうな気がした パステル色のフワフワな想像の国!夢とうつつと両者共掴んだ侭立ち上がれ!をしたい どうせ傷つくならすきなことに傷つけられたい ズタボロ!誰かの仕事として作られた作品たちに癒されて励まされる それが真実!わたしにとって絶対的な慰めであり救いであり自傷であるから

禁酒中なのでやいやい言わず素直にきゅんきゅんしましたまんまと 守鍬さんとみていましたがやさぐれた大人の意見は本当にいいな〜楽しかった 金ローありがとう
浮遊

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