まな

耳をすませばのまなのレビュー・感想・評価

耳をすませば(1995年製作の映画)
4.5
ジブリの中では現実的な話。結末はうーん、って感じだったけどでも純粋で真っ直ぐで飾らないところが好き。風景が日常と変わらなくて、だいぶ前の作品だからか絵がシンプルに描かれてる、そういうところにかなり目がいく。
中学生は人に言えないことが多くてなかなかすっきりしない難しい時期だけどそれが登場人物にもしっかり表れていた。
雫の悩みとか中学生らしいところもあるけど、聖司も雫も中学生とは思えないような夢への意思の強さがあってとても心を惹かれた。
雫が小説書いているのを親に言えないっていうの、ちょっと共感できた。

主題歌であるカントリーロードがいろんな場面でバージョン変えて使われてるのも良い。雫が作ったっていう設定にしたのがナイスですね。
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