にわかな人は、ヒップホップはアメリカの文化で黒人が奴隷から這い上がって…以下略、ギャングが以下略、だから日本人がやっても猿真似みたいな事を昔から雑誌やネットなどでよくいうが、（確かにその問題も深く関係しているが）この映画の本質はそこだけじゃない。一般的にはヒップホップ＝音楽のジャンル＝ラップになるかもしれないが、ヒップホップとは４つのエレメント（DJ、RAP、BREAK、GRAFFITI）を通してただたんに人生を楽しむというライフスタイルである。そしてこの映画が日本人に初めてこういう楽しみ方もあるよ〜♪と紹介してくれた。ワイルドスタイルを観てて本当にこの人たちは過酷なゲットーで生きながらもヒップホップに夢中でいきいきとしていて逆に羨ましい。今の糞堅苦しい日本の社会で生きてる人にこそ、こういった表現の自由ってとっても必要で大切な事なんじゃないかな？
