和製スターウォーズとでも言うべき一本
堂々たる作品だった
世界でヒットを飛ばしたスターウォーズの日本上陸前にSFブームに乗っかり製作された本作
かなりスターウォーズのパクリ…影響を受けた部分は多い
そのスターウォーズライクな部分を取り除くとベースは里見八犬伝だったり和の部分が浮き彫りになってくる
服やメイクのデザインが特に本家のと差異を感じて、そこに関しては日本の特撮モノの域を出てはいないというのがぶっちゃけた感想ではある
そんな訳でオリジナリティはあまりないしオリジナルの部分もそこまでイイとは言い難い本作
だからといって駄作では全くなく、ちゃんと面白い
チャンバラシーンでは千葉真一が大暴れしていて本家を超えているし、宇宙船が飛び交うドッグファイトシーンは特撮を普段見ない僕は「どうやって撮ったんだ?!」と唸らされるシーンが沢山あり見ていて非常に面白かった
それにしてもおしとやかそうに見えた志穂美悦子が最後暴れるのは笑ってしまった。嬉しかったけど
見せ場も多くコンパクトにまとまっていてスターウォーズのパクリと片付けてしまうにはあまりにも勿体無い作品だった
