くま

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナスのくまのレビュー・感想・評価

4.0
公開25周年を記念したリバイバル上映にて鑑賞。特製ポスターと新作ドラマ「アコライト」の予告映像が付いてきました。

2015年12月、「フォースの覚醒」で10年ぶりの新作が公開されたスターウォーズ。それを記念して、日本テレビ系列にてスターウォーズ祭りなるものが放送されていました。ラインナップは「新たなる希望」「ファントム・メナス」「帝国の逆襲」「ジェダイの帰還」。企画の2週目から観始めた私はその当時小学3年生辺りで、この映画がスターウォーズに、そして映画にどっぷりとハマるきっかけとなりました。同時期に発売されたPS4のゲーム「スターウォーズ/バトルフロント」と同作の2作目、さらに続く続三部作の公開によってスターウォーズ熱は冷めず。小学校では私と言えばスターウォーズという風に周知されていました。他にもナブーとその撮影地・イタリアに魅せられ、ヨーロッパ文化に興味を持つきっかけとなったり、スターウォーズの英和辞典が英語に触れるきっかけとなったりしました。間違いなく今までの私を築いた作品です。

作品としては賛否両論なのも頷けますね、、。
まず前半の殆どがポッドレースに尺を割いた点。今作の後半やシリーズを観ていると気づけますが、スターウォーズは場面切り替えの繰り返しで展開に起伏をもたらしています。グループAは今こんな事に、グループBはあんな事に、そしてグループCはそんな事に!と畳み掛ける演出で観客を飽きさせません。終盤の戦闘シーンもそうでした。ですがポッドレース、、。映像とSEの癖が強いこのシリーズでは勿論BGM無しのSE単体でも楽しめますが、それも同じものが長い間続けば観るに堪えます。評価する価値は当然ありますが、スターウォーズとしてはらしくない展開にあまり良い点をあげられません。とは言っても起伏の無さに関しては「ジェダイの帰還」でのハン・ソロ救出までの流れと似てるんですけどね笑
もう1つはミディ=クロリアン。当時はかなり炎上したみたいですね。「帝国の逆襲」でヨーダが教えてくれたフォースというものはまるでディズニーの魔法でしたもんね。今はそのディズニーが皮肉られたりしていますが笑。まあまだディズニーとはアトラクション以外とは殆ど関係ないの無い時代にかなり現実を見させる設定を持ってきちゃったルーカスさんです。彼構想の続三部作ではミディ=クロリアンを主題としたものだったとか。恐ろしいですね。



ダース・モール戦。ダブルブレードで2人のジェダイに対して1人で応戦していますが、しっかり片方をはじいたりして2人ずつの体制を崩しながら闘っています。アクロバットな剣術も見どころですがそういった拘りにも目が離せません。

R2-D2が編集ミスによって左右反転している箇所が、ナブー王室保安軍のハンガーでのシーンで沢山あった気がするのですがありませんでした、、。今作はレンタルDVDの方でめちゃくちゃ観てるのでまたバージョンが違うのですかね??🤔
ルクレハルク級から脱出するシーンでは一瞬反対になっていましたが笑。

今まで気づいていませんでしたが、ヨーダは最後の最後までアナキンのパダワン入りを認めていなかったのですね。

「運命は変えられないの、夕日を止められないように。」

2024's 30th

~criTerion Of sc0Re~
★ - : watcHing
★3.0: bAd
★3.7: g00d
★4.0: greAt
★4.3: AwesoMe
★5.0: L0ve
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