2度覚醒するマゾヒスティック神父ドパルデューに思わず吹き出してしまうが、神憑りを捉えた良作だった。サンドリーヌ・ボネールのパートはシャブロル味がある(「ロウフィールド館の惨劇」同様銃をぶっ放す彼女に…
>>続きを読む静かな画面をあまりカット割りせず撮るので眠気を誘う。大胆な省略によっていきなり“死”が画面に入り込んでくるが、カメラも神父も、人間が死ぬ“瞬間”には一歩間に合わず立ち会えない。神父としての実力不足に…
>>続きを読む意味
ジェラール・ドパルデュー扮する敬虔な神父の行動を通して、人間の根底に潜む苦悩を描き出すファンタジードラマ
人生について
悲劇
テーマは嫌いじゃないです
血
映像でも魅せる作品
悪魔
…
ナサリン的なものに霊感を得たような映画で、しかしプロットに諧謔味はなく静謐な空間とオブジェクトで神への忠誠心を粛々と語る。端的に言って暗澹としている。
人々の信用を獲得するに至る真実というものには…
どうしてここまで評価が低いのか謎。
悪魔との出会いにより、人の心が見えるようになるも、終始自己批判的な憂悶を繰り返す男。閉塞的な教会と開放的でありながら寂寞とした場所の調和。モーリス・ピアラ作品では…
過剰な自傷行為によってのみ信仰心を保てない不安定な助祭を隣町に葬儀の使いに出したら案の定草原を彷徨して謎の馬商人に強姦されて後、人の心が読めるようになったのも束の間、殺人犯の幼い色情の少女にこの先の…
>>続きを読むバロック調で画かれた不穏な世界
孤独と苦悩と神秘性
ムシェットの悪と対話する薄暗い草原の緊迫した空気が素晴らしかった
唐突な発砲や叫び!悪魔のキス等
型破りな演出に驚きました
ドニサンの苦悩と神々し…
厳しい修行によって真実の神の道を求めた田舎司祭が、その意に反し悪魔と出会い、人の心を見透かす術を得る。やがて恋人を殺した女が彼の前に現れる。ブレッソン監督『少女ムシェット』、『田舎司祭の日記』の原…
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