アノ

股旅三人やくざのアノのレビュー・感想・評価

股旅三人やくざ(1965年製作の映画)
4.2
仲代達矢編は三隅か加藤と見紛う鮮烈な画面造形で感動する。
シリアスな沢島忠もたまらんのよね。
桜町弘子と仲代達矢が寝泊まりする座敷の構造も素晴らしい。

松方弘樹編は藤純子が初々しい以前に顔がパンパンで悲しい。
ほとんど狭い茶屋が舞台だからかクローズアップが多い。

中村錦之助編は唯一コメディ調だかこれも良い。
タヌキが捕まったせいで逃げられなくなったとこと抜いた刀がすっぽ抜けるとこで笑った。
ラストの立ち会いの錦之助の可笑しさったらない。
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