M少佐

デイ・ウォッチのM少佐のレビュー・感想・評価

デイ・ウォッチ(2006年製作の映画)
2.5
 「世界の終わりだ」

光と闇の勢力の長い争いの中、休戦協定と言う大義の元、小競り合いを繰り返す異能力者達。
彼らは元々同質であり身内で両陣営に別れて争う者もいる。
そして闇の力を最大限に発揮する若者の登場。
それを阻止するべく行動する光に属する、その父親。
父親の同僚であり至高の力を持つ女性。
複雑に絡み合う思惑が交差する時
世界滅亡のカウントダウンが始まる。

ロシア語解らないので吹替え鑑賞。
壮大な超大作と呼ぶに相応しい映像作品。
しかし物語が冗長過ぎるのと敵と味方の馴れ合いが酷く緊迫感が欠片もない。
前作を知らなくても見れるのは良いが前作をたいして踏襲していないのも残念。
なぜか登場人物に感情移入しにくい。
鍵を握るアイテムの扱いが雑だったり世界の終わりの描き方が唐突。
ラストは賛否分かれる終わり方。
相変わらず音楽は高尚な雰囲気のものが多いです。

良いところも多いのに全体的に詰め込みすぎた印象。
M少佐

M少佐