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デイ・ウォッチのfunのネタバレレビュー・内容・結末

デイ・ウォッチ(2006年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

毎回2作目をよく覚えていない理由を思い出しました。
とにかく長い、2時間越えそこそこなのですが体感的に3時間越えくらい見ていて気力、体力を消耗します。
ナイトウォッチがサクサク進んでいたのに比べて、こちらはとにかく遊びの部分が多すぎる⁉︎
CGもカーアクションもこれでもか!と
はっちゃけてるんだけどやりすぎ、
もう少し援軍早く到着させてサクサク進めてもらいたかったけど全然辿りつかない。
150号あと7分!530号後3分!とか無線でみんなかっこよく宣言するのに全然到着する気配すらなく延々とカーチェイス。

前作からの設定に今回は恋愛パートをどんだけ入れてくるんだってくらい、所長の昔まで遡って放り込んでくる。
サヴロンの愛人と肉屋の息子の美しいキスシーンもあれば、なんで?って感じの駅員のおっさんといかついおっさんのキスシーンまで見られます。

前作から主役なのに輝いてないアントンは
今回も女性陣と美しい息子イゴールにかすみまくりますが、入れ替わった時の方がオリガもアントンもなんだか逆にいいなと思ってしまう不思議な感覚も。
こんなにアントン男臭かったっけ?って思うくらいオリガがタバコスパスパ、スベトラーナに色目使ったり、指絡ませたり正直絵的に綺麗でした。


2作目はとてつもなく長く感じましたが最後まで見るとやっぱりこの作品好きなんだよなって思えてしまう。
あれだけめちゃくちゃなことがあったのに
ほのぼのとした締めくくりもなんだかまあよかったねって。

チョークの使い方による縛りがなかなか秀逸。
誰でも使えるわけではなくて、誰でも使えるけど使い方を知ってる人しか使えない。
使い方が合ってれば細かく書かなくてもなんとかなっちゃう。

レビューを見てても感じましたが好き嫌いが非常に別れる作品と思います。
時間とお金を返せ!という方もちらほら。
たしかにこのオチが1番嫌いという人も多くいると思いその気持ちも頷けます。
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