若き日の空海、佐伯の真魚は、家族が止めるも聞かず修行の旅に明け暮れていた。延暦21年、富士山が大爆発を起こし、彼は逃げ惑う村人たちを鍾乳洞に避難させる。恐怖に駆られながらも生きようとする人…
>>続きを読む将軍に囲碁を教える名家の息子として生まれ、学問への造詣も深いが、出世も富にも興味がない安井算哲。若き将軍・徳川家綱の後見人である会津藩主・保科正之は、そんな算哲を見込み、ずれ始めていた暦の…
>>続きを読む1782年、光太夫らを乗せた船が遭難。漂着したカムチャッカの過酷な状況下で生き残った6人は、シベリアの地を転々とする。1人、また1人と帰郷を諦める者が現れるなか、光太夫は異文化に触れた感動…
>>続きを読む慶応3年(1867年)、大政奉還。260年余りに及んだ徳川幕府は終焉を迎え、諸藩は東軍と西軍に二分していく。 慶応4年、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに戊辰戦争が勃発した。越後の小藩、長岡藩の家…
>>続きを読む彼女の決断が、やがて世界を動かす―― 20世紀初頭、ひとりの女性が英国を旅立ち、アラビアの地へ向かおうとしていた。彼女はイギリス鉄鋼王の家庭に生まれ社交界にデビュー、オックスフォード大学…
>>続きを読む幼少期に誤った地図が原因で父親が遭難死したジョンホは、朝鮮の正確な地図を作り上げることを人生の目的としていた。地図の完成を間近に控えたある日、権力争いをする王の父・興宣大院君と宮廷の重臣・…
>>続きを読む江戸末期、ペリー来航に震撼した日本の片隅で、新しい時代の到来を敏感に察知した若き二人の青年武士が全速力で駆け抜ける―。五代才助(後の友厚、三浦春馬)と坂本龍馬(三浦翔平)。二人はなぜか、大…
>>続きを読む明治39年、陸軍参謀本部陸地測量部の測量手、柴崎芳太郎は、国防のため日本地図の完成を急ぐ陸軍から、最後の空白地点である劔岳の初登頂と測量を果たせ、との命令を受ける。立山連峰にそびえ立つ劔岳…
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