原作は、女性史研究者でノンフィクション作家の山崎朋子さんによる「サンダカン八番娼館 ―底辺女性史序章―」未読。
家が貧しく、母親の再婚の邪魔だからと、10代で売られて「からゆきさん」になった明治生…
この映画は、
・主人公がおサキさんから話を聞き出す経緯、
・海外売春婦の実態を描く回想シーン、
・現地サンダカンでの裏づけ取材、
大きく三つのシーンから成り立っている。
一番の見どころは主人公(栗原…
このレビューはネタバレを含みます
この手拭いば使うたんびに、お前のこと思い出せるかんな
帰宅してWOWOWでたまたま流れていたものを何の気無しに視聴。
残業なんかをしている暇があるのなら、無理矢理定時で帰宅して、なんでもいいから映…
1974年製作公開。原作山崎朋子。脚本広沢栄 、熊井啓。監督熊井啓。
『忍ぶ川』の栗原小巻の美しさにのみ惹かれた高校生は、小さな願いを胸に映画館に足を運んだのです。監督の熊井啓が、『帝銀事件 死刑…
この映画を見るまではからゆきさんという言葉も知らなければこういう歴史も知りませんでした、
最後まで見るのは辛いものがありましたがこういう歴史があったことに衝撃を受けました、少しでもこういう歴史があっ…
#125 逝ける映画人:金宇満司
ほぼニュープリントだった。
これはほんとうに素晴らしい映画で、原作はノンフィクションなのに、ちゃんと「劇映画」と「記録映画」の両方の要素を兼ね備えている。
現代のマ…