すぽんてぃにあす

ウェルカム・ドールハウスのすぽんてぃにあすのネタバレレビュー・内容・結末

ウェルカム・ドールハウス(1995年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

学校にも家にも居場所のない、ブスというだけで辛い生活を余儀無くされているにも関わらず、強く逞しく生きる女の子の物語。

胸糞要素が多いのは間違いないんだけど、一番の当事者がメンタル強すぎるもんだから何にも言えないよって感じ。
生徒からのいじめ、教師も無能、こんな最悪の環境逃げ出して当たり前だと思ってしまうから。
ドーンの立ち振る舞いは大人びているではないけど、一足先の違う見据え方をしている印象だった。

そんな環境でも年相応の淡い恋心を抱いたり、愛を求めたり、トラブルに見舞われながらも思春期を生きる姿は応援したくなった。
可哀想だねじゃなく、負けないでほしい。
普通世の中を憎んだり拗れたりするものだけど、そうならないドーンは最高に愛おしい。