モカ

ジャッカルの日のモカのレビュー・感想・評価

ジャッカルの日(1973年製作の映画)
3.8
堅苦しい映画なのかと思いきや、意外と観やすい。
大統領の暗殺を依頼された殺し屋と、その情報をつかみ、彼を徹底的に捜査する警察。両者の攻防が何ともシンプルかつストイック。

体ひとつ頭ひとつで警察の包囲網をかいくぐるジャッカルことエドワード・フォックスがカッケエことカッケエこと。
ジャッカルを追いつめて行くルベル警部こと小太りのロンズデールの手際が見事なこと見事なこと。

連絡は黒電話ダイヤル式。タバコは場所を問わず吸いまくり。お金の入金先はスイス銀行(これは今もか)。最新テクノロジーに頼らない、この誤魔化しのないレトロ感がいいね。
原作も読んでみたいけど、文庫版も値段が少し高めで手が出しにくいぞえ。
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