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イエスタデイ 沈黙の刻印のShinMakitaのレビュー・感想・評価

イエスタデイ 沈黙の刻印(2002年製作の映画)
1.2
南北統一を果たした近未来の韓国。〈シティ〉警察特捜隊SIU隊長ユン・ソクは、一年前に息子ハンビョルを誘拐されている。犯人は不明、ハンビョルは今も昏睡冷凍状態だ。ある日、旧北朝鮮との国境付近で4体の白骨死体が見つかった。彼らは統一前、政府機関で働いていた科学者たちだった。遺体にかけられた首飾りを見て、ユンは戦慄する。それは、誘拐犯がハンビョルに残した首飾りと同じものだったのだ。同日、警察長官が拉致される事件が発生。その現場にも例の首飾りが落ちていた。長官の愛娘で犯罪心理学者でもあるキム・ヒスと共に、ユンは捜査を進めていくのだが……


「イエスタデイ 沈黙の刻印」


こちらも20年近く前の作品。刑事モノと近未来SFの融合ですが、話が入り組み過ぎて解りづらいのが難。昔、韓国が小児に遺伝子実験を行い、凶暴な被験者〈ゴリアテ〉を作成。さらにその細胞からクローン人間を作り出した…という背景で、このゴリアテが、生みの親である科学者たちを殺して己の分身であるクローンたちを利用するというストーリーです。銃撃戦シーンは迫力があり、特にユンが93Rのバースト射撃を披露したりと見応えがあるんだけど、全体的には駄作の部類です。残念。
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