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少年三国志 第一部のmitakosamaのレビュー・感想・評価

少年三国志 第一部(1958年製作の映画)
3.0
スカパーにて。

どんな物語かよくわからんで見始むめたら冒頭から中々の迫力の合戦シーン。
安芸の毛利による出雲・尼子家の討伐と判る。いわゆる三本の矢の話かなと思ったら、どうも違うようだ。月形龍之介が演じるのが毛利元就じゃなく、毛利曹左衛門とある???

尼子の姫と幼い世継ぎが処刑されようとした時に助けてに入った青年・鹿之介(北大路)。照姫と若様・孫四郎を連れて山に逃げた鹿之助は、賞金が掛かっていたので山賊に狙われる。そこで山賊の副首頭(里見光太郎)に助けられる。

この山賊の役名が関羽(せきは)太蔵!
更に弟分の海賊・戸張飛太郎(とばりとびたろう)
軍略家に諸明(もろあき)源太兵衛!

三国志ってそういうことか笑!
鹿之助が劉備で、関羽・張飛・諸葛公明ね(笑)んで、毛利が曹操だと(笑)
これはまさかの展開!

鹿之助らは母のいる桃畑村へ。桃って、もしや…
やっぱり桃園の誓いだー(笑)ベタだなぁ。
しかも母親は「蜀の劉備らが桃園の前で義兄弟になった故事を模しました」と解説してくれる。いやいや元ネタバラしたらダメじゃん(笑)

村の中から裏切りがあり母は斬られ1部が終わり。三国志の最初の最初だが、後半はどうなるのか期待を胸に続編へ!
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