二瓶ちゃん

スチューデントの二瓶ちゃんのレビュー・感想・評価

スチューデント(1988年製作の映画)
3.4
竹書房によるものなのか、公開当時のフレッシュなものとは違うパッケージ。

ラブシーンもあることにはあるので詐欺ではないパッケージ。

純度200%とまではいかずとも、割と相思相愛ですれ違ったりすることばかりなラブストーリー。

確かにラブーム2よりもソフィーは大人になってる。性格にキレがある、恋愛にもなれた女性になってる。

歌謡曲くさい挿入歌はラブーム同様。これをスルメ曲というのか。個人的にはビビッとこなかった曲。しかし中毒性はあるのかも。

文学の知識とかあんまりなかったから、最後の言葉でキメたんだろうけど、あんまり入ってこないで、「え?いつのまに終わり?」みたいな感じだった。

登場人物の感情の流れがなんだかわかりにくいが、物語としてテンポがいいのでいつのまにか見終えてしまいました。

まぁ、こう書いてもなんだかんだ普遍的な愛みたいなものを感じれたのでこの評価。

弾けるような若さとソフィーの可愛さがウリだと感じたラブームに比べれば、
ソフィーの美しさと恋愛の本質に迫るのが本質だと言えます。

スチューデントとはあくまで本作の要素であり、これがタイトルなのかと考えるとあんまり腑に落ちない一作。

近所のレンタル屋になかったため、こちらもネットレンタル。

ラブームで評判になったであろう、映画音楽が要素として登場してくるところにメタを感じた。