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スチューデントのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

スチューデント(1988年製作の映画)
3.3
監督・脚本クロード・ピノトー、共同脚本ダニエル・トンプソン、音楽ウラジミール・コスマなど「ラ・ブーム」「ラ・ブーム2」とほぼ同じ制作スタッフで製作されたソフィー・マルソー主演のラブ・ストーリー。
原題: L'Étudiante  (1988)

教員資格取得のために週2日ソルボンヌ大学に通うヴァランティーヌ(ソフィー・マルソー)と音楽家のエドゥアール/ 通称ネッド(ヴァンサン・ランドン)はスキー場のゴンドラ内で出会う。
性格も、嗜好も、住む世界も、生活時間帯も違う2人…試験の準備で忙しいヴァランティーヌと地方公演で忙しいエドゥアールはなかなか会えないが、電話で愛を深めて、衝突しながらも時間をやりくりして時を重ねる…。

~その他の登場人物~
・セリーヌ(エリザベート・・ヴィタリ):ヴァランティーヌの同級生でルームメイト
・シャルリー(ジャン=クロード・ルゲ):ネッドの友人
・ パトリシア(エレナ・ポンペイ):ネッドの女友達
・ネッドの前妻ローラ(アン・マシナ)と連れ子

「私をあるがままに愛して。
私も今のあなたを受け入れる」

21歳のソフィー・マルソーは下着姿やヌードを披露。
「ラ・ブーム2」でピエール・コーソーがマルソーに、女優のイザベル・アジャーニに似ていると言うシーンがあったが、確かに目のあたりがよく似ている。
映画のハイライトは、マルソーが口述試験の場でモリエールの「人間嫌い」を引用しながら、自分の感情を伝えるシーン。
ウラディミール・コスマの作曲による美しい主題歌You Call It Love(ラストの歌はカロリーヌ・クルーガー)が作品を彩る。
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