SHIROHITO

パンチドランク・ラブのSHIROHITOのレビュー・感想・評価

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
3.1
『Punch-drunk love』
Shut the fxxk up! Shut up!
Will you shut up?!
Shut up!
Shut! Shut! Shut! Shut!
Shut up!
Shuuut up!!!

俺の中でのピーク。思わず笑っちゃうw
見終わってみてこのフィリップ・シーモア・ホフマンのShut! Shut! Shut! と挿入曲のHe needs me♫He needs me♫He needs me♫が交互に頭の中でこだまして、んあーーーッ!Damn it!!!!!!!!!!!

PTA作品では珍しく95分とコンパクトな黄金尺であるにもかかわらず、158分のゼアウィルビーよりも長く感じた。(合わなかった)
誰にも感情移入できず、主人公バリーが少々受け入れ難くて。ストレス・鬱屈原因でもなんでもヒステリックとかメンヘラちっくなのはどうしても拒絶反応出るからマジごめんだった。。

唐突に始まる夢か現実かわからないような冒頭シーンで「やべ!面白そう!!」って思ったけど、ギャーギャーうるさい7人の姉らと癇癪持ちで不安定なバリー、説明もなくいきなりバリーに夢中になってリナ。。。
んんん?あれ?あれ?ってどんどん置いてけぼりポツーン。オーマイガ、ヤバイ兆候だぜこりゃあと冷や冷やしながら観てたらいつの間にかエンディング。。。
あのハーモニウムは結局なんだったんだ?共同作業という意味ではラストのシーンを観ればまぁわからないじゃないけど、あの道具・記号として使用された物の意味が最後まで上手く飲み込めなかった。他にも回収されない所色々。

あとこれは俺だけの問題なんだけど、リナを演じたエミリー・ワトソンが個人的に苦手なのも災いした。彼女を初めて見た『レッドドラゴン』のイメージが強くて、彼女の顔を見ると条件反射で恐怖が漂い始めるのを回避できないんす。彼女の顔が怖いんす。ホラーのスイッチ入って直視出来ん。申し訳ない。。

PTAめちゃ期待してたから落胆でかかったんかな。冷静になるとバリーの苦しみとか救い、希望やらを理解出来なくもないし、ロマンティックでコメディで楽しめそうだったんだけど。まー!!ハマんなかったなw

救いはホフマンが超ちょい役ながら出て来てくれることと、相変わらず劇伴が面白かったことだな。
ゼアウィルビーほどじゃないけどちょいちょい字幕追うの忘れて音楽聴き入ってたw
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