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パンチドランク・ラブのliamのレビュー・感想・評価

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
3.5

監督は「マグノリア」のポール・トーマス・アンダーソン。主演は「アニマルマン」のアダム・サンドラー。出演は「ゴスフォード・パーク」のエミリー・ワトソン、「あの頃ペニー・レインと」のフィリップ・シーモア・ホフマン、「THE SALTON SEA ソルトン・シー」のルイス・ガスマンなど。

ロサンゼルスのサン・フェルナンド・バレー。バリー・イーガンは、相棒のランスと共に倉庫街でトイレの詰まりを取るための吸盤棒をホテル向けに販売している。突然キレたり泣き出したりと、精神に問題を抱える彼の最近の関心事は、食品会社のマイレージ特典を利用して無料で飛行機に乗ること。そんなバリーはある朝早くから出社すると、隣の修理屋へ車を預けにきたという女性リナと出会う。実は彼女はバリーの姉の同僚で、バリーの写真を見て一目惚れしてしまい、車の修理を口実に様子を見に来たのだった。やがて2人の仲は親密になっていくのだが。

コメディと聞いて鑑賞したが、一般的なコメディとは違う角度から攻めてくるコメディ映画だった。

最初から変だなとは思っていたが、段々とその変さがクセになってきた。笑
冒頭から不思議すぎる映像で、そこから引き込まれた。

演出等はかなり凝っているなという印象で、監督のセンスが感じられた。

主人公はかなり変わり者で、一癖も二癖もある。自分の感情をうまく制御する事ができず、突然キレたり、泣いたりもする。
ただそれは7人も姉がいて、しつこく色々言ってくるせいもあるかも。笑

新鮮な角度のコメディ映画。
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