サトタカ

パンチドランク・ラブのサトタカのレビュー・感想・評価

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
4.0
ポール・トーマス・アンダーソン作品にハズレなし。フィリップ・シーモア・ホフマンは天才。この作品を見て、このビリーフが強まった。
「24」でクロエ役を演じていたメアリー・リン・ライスカブがアダム・サンドラーの口うるさいお姉さん役で出ていて、懐かしく感じた。ちょっと性格が悪い役がうまい。
南米悪役顔、ぽっこりお腹のルイス・ガスマンも難しい顔をして出てくるだけでおもしろかった。ピグモンに似てる。
ハワイでのキスシーン、恋する二人がシルエットになっていてたいそう美しかった(ジャケ写のやつね)。ほかの観光客が二人の周りを忙しそうに歩いていて、二人だけ時間の流れが違ってるみたいに見えるとこなんか演出がよすぎる!さすがですよ。

大量のプリンを買って、マイレージを貯めまくろうとするエピソードが出てくるけど、これは実話ベースなのね。
1999年、デヴィッド・フィリップスという男が販促キャンペーンを利用して125万マイル分のポイントを獲得したとか。黄金の羽根が実際に落ちていても凡人には見えないんだろうなぁ。
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