再見。
移動の映画。「人間の不幸はじっとしていられないことだ」というパスカルの言葉を思い出す。ロングショットの長回しが中心のシャオシェン映画にあって、移動シーンだけバキバキにフィルターをかけたり、不釣り合いなインダストリアルミュージックを当てているのはバグっている感じがあるが、奥山和由ミーツなテイストは個人的に全然好き。あと立って食うメシが不味そうでいい。
音楽は出演もしている林強が担当しているのね。シャオシェン作品はもとより、ジャ・ジャンクーや「ロングデイズ・ジャーニー」のスコアも彼が書いていたのか。他のも見てみようかな。