針鼠

アレックス・ライダーの針鼠のレビュー・感想・評価

アレックス・ライダー(2006年製作の映画)
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2024/01/01 amazon prime  再鑑賞 1/2024 ★★★☆☆
原作有り。アンソニー・ホロヴィッツの児童書「女王陛下の少年スパイ! アレックス」シリーズ1巻目『ストームブレイカー』 つまりストーリーについては原作が児童書だからね。映画もそのつもりで見るべし。

原作小説は長編13作+短編集1作のシリーズであるらしいけれど邦訳があるのは6作のみ。『ストームブレイカー』『ポイントブランク』『スケルトンキー』『イーグルストライク』『スコルピア』『アークエンジェル』。

当時とは違って原作者のホロヴィッツが『カササギ殺人事件』で日本でもブレイクしているのだからどこかの出版社が残りのアレックスも邦訳出してくれないかなあ? とまだ期待している。

アレックスシリーズはドラマ化もされてて、ドラマは1作目の冒頭だけ『ストームブレイカー』の冒頭のエピソードを引いていてそのあとは2作目の『ポイントブランク』を原作にしてる。主演俳優も別人。

今回初めて気が付いたけど、スパイ・グッズ係としてスティーヴン・フライが出てたんだ。P.G. ウッドハウスの小説が原作のドラマ『天才執事ジーヴス』でジーヴス役やってる人。

ウッドハウスのジーヴスは全14作が国書刊行会から出ていますだよ。お手軽に読みたい方には文春文庫から傑作選が3冊出てますのでご参考に。

スティーヴン・フライはコメディアンとしても有名で、YOU TUBEを『A Bit of Fry and Laurie』で検索してみると、一杯出てくるから。残念ながら日本語翻訳版はないみたいだけど。

『A Bit of Fry & Laurie - Chicken』は日本語の吹き替えや字幕がなくても、英語(の字幕は出る)と映像だけでも分かりやすいと思うのでお勧め。
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