※記録用です。
職場では上司からイビられ、同棲中の恋人は同僚に寝取られ、さらにパニック障害のオマケ付き。
そんなとことん情けない青年ウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)の前にいきなり現れた美女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)。
彼女はいきなり何者かに襲撃されたウェスリーを、壮絶な銃撃戦とカーチェイスの末に救い出し、ある紡績工場へと連れて行く。
そこに現れたのは謎の暗殺者集団“フラタニティ”のボス、スローン(モーガン・フリーマン)とその仲間たち。
フォックスもフラタニティの凄腕暗殺者だったのだ。
同じ暗殺者で組織の裏切り者によって殺されたウェスリーの父親の跡を継ぎ、そして敵を討つため、ウェスリーは常識では考えられないような過酷な暗殺者修業を開始する。
「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」のティムール・ベクマンベトフ監督のハリウッド・デビュー作です。
主要メンバー構成(男２人女１人)や、普通の生活を送っていた主人公がトレーニングによって覚醒するところ、そして最大の売りである斬新かつ刺激的な映像の数々…というと、どうしても「マトリックス」を思い出してしまいますね。
「マトリックス」ほどの衝撃はありませんでしたが、その“凄い”映像は結構楽しめたし、ストーリーの方は特に面白くなかったですけど、元々そういう作品ではないので気にならなかったです。
そんなことよりセクシー＆クール＆ワイルドなアンジーが帰ってきてくれただけで大満足。
序盤の銃撃戦シーンで見せるあの面構え。
そして正直引くほどタムナスさん(マカヴォイ)をボコボコにする、修業という名のハードＳＭプレイで見せたアンジーのドＳぶり。
これだけで観る価値ありの作品です。
