Ark

ウォンテッドのArkのレビュー・感想・評価

ウォンテッド(2008年製作の映画)
4.4
2024-87
平凡な会社員としてパニック障害の薬と共に憂鬱な毎日を過ごすウェスリー。そんなある日ウェスリーは父親がある男に殺されたと知らされ、暗殺組織に加わることになるのだが……。



「人生を取り戻す」
というテーマのもと主人公が暴れ回るアクション映画。ありえない弾道を放つ銃。

メッセージ性で『トレインスポッティング』を思い出した。(あれは「人生を選べ」って感じのキャッチコピーだけど)
あと覚醒前の主人公が『ファイトクラブ』に似てる。
冴えない主人公の快進撃っていいよな〜。

何者でもない主人公。パニック障害、金もない、キャリアもない、彼女と親友が主人公宅のテーブルでヤッてる……というなかなかハードな彼の日常。鬱屈とした日々のなかでストレスを溜めている彼だが、暗殺者として力を高めていくことで「人生を取り戻す」。

突然の“Shut the f**k up!!!!!”が好きすぎる(笑)

ラストシーンがキマッててかっこよい。

ちょうどいい長さで派手なアクションを見られるちょうどいい作品。ジェームズ・マカヴォイの出世作かな?

アンジェリーナ・ジョリーも若いし綺麗。

“What the f**k have you done lately?
(君は最近何をした?)”
Ark

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