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トレインスポッティングのhzのレビュー・感想・評価

トレインスポッティング(1996年製作の映画)
4.0
重々しすぎないタッチ、ダニーボイルの独特な世界観と表現方法が結構クセになり、気付いたら最後まで観てた。ドラッグによる想像しにくい感情や症状など、映像表現によって視覚的に伝わってくるようだった。時代背景等も確認したうえでまた観てみたい。

レントンが鏡見つめるシーンが印象的。レントンは鏡ごしの自分を見ているが目線はこちらを向いているというように、カメラ目線が効果的に使われていた。観客側からしたら結構ビクッとするし、レントンの決意のようなものや張り詰めた雰囲気がダイレクトに伝わってくる。しかも最初と最後の2回、同じようなシーンが出てきており特に最後の方はかなり印象強い。
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