黒伊佐綿

トレインスポッティングの黒伊佐綿のレビュー・感想・評価

トレインスポッティング(1996年製作の映画)
4.2
二十歳ぐらいの時に観れたのがとても恵まれてた。

設定も演出もぶっ飛んでたが、
自身の人生にドラッグとの接点も皆目無いが、
彼らの心情や立場に妙な共感を感じたのを思い出す。

中でも、
沈んだ地面から天井を見上げる視点が印象的で、現世に戻れないかもの危うさを、こんなチープな表現がこんなに説得力を持つものかと驚いた記憶がある。

今でもラジオから流れるボーンスリッピーを聞く度に、
誰ともなく青春への憧れやノスタルジーが漂い出す。
「あんたと同じ人生だ。」

思い出加点込みで。
黒伊佐綿

黒伊佐綿