改めて観ました。
ヘロイン中毒の主人公が、自らの流されやすい性格や、弱い自制心、ヘロイン、セックス、友人などに翻弄されながらも、何とか変わろう、よりよくなろうとする話。
変わろう、抜け出そうともがくところに焦点が当たっている映画だと思います。
なので、主人公が懲りずにヘロインに戻ったり、悪友と懲りずにつるんだりなど、進もうとしても戻ったり、という感じの描写が多く、そこにいらだちを覚える人もいることだと思います。
ただ、逆に現状にくすぶっている、何度変わろうと思っても変われない、そういう経験がある方は、変わろうとしても、やめようとしても、変われず、やめれない、そんな主人公にある種の共感を持ち、楽しめるのではないか、と思います。
主人公のそういう変わろうって考えは終始、衝動的ってのも青春ですよね。
あと、この映画はなんといっても音楽が良いので、音楽好きの知り合いにはぜひ勧めたいですね。