スカタン焼き

トレインスポッティングのスカタン焼きのレビュー・感想・評価

トレインスポッティング(1996年製作の映画)
4.1
史上最高にグランジでパンキッシュ、イギリスじゃあなくてスコットランドってのもまたイケてる。
どのシーンも脳裏に焼き付いていて、恐らくこの先の人生も何回も観てしまう予感。
若さってスパイスでありながら毒でもあって、なんて自分の人生はつまんないんや、と嫌悪感に苛まれて、心臓が滅多刺しにされた。
みんながみんなワルになれる訳でも無いから、ほんの少しだけ憧れてしまう。非道やのに…(笑)
全部ひっくるめた刹那的な感受性はもう少し大人になった自分じゃあ鈍ってしまっていたのかなとも思うので、20代のうちに観れて良かった

次いで少なくとも「お洒落な映画」とは思えなくて、ファッション感覚でこの映画を好きという人間は軽蔑してしまうくらい内容も考えさせられる気がするんですが、
楽しい瞬間だけ過ごしたりする仲間ってのは、本当に心から血も涙も流せる仲間なのか?
スカタン焼き

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