ヤマト

ア・ホーマンスのヤマトのネタバレレビュー・内容・結末

ア・ホーマンス(1986年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【 フー(風)・マン・ヒューマン 】

 「ドゥルン♪ドゥルン♪」というメロディがゾクゾクする。音でも音楽でもミュージックでもない、メロディだ。
 そしてなんと言っても風(松田優作さん)である。夜中の摩天楼で孤高に佇む姿がとにかくカッコいい。作中、表情も一切変わることがない。それでいて、敵を殲滅させたり、信頼する人を立てたり仇を取ったり、女を抱いたりと“やることはやる”。魅力全開である。風曰く、「何も思い出せない」とのことであった。敵の屋敷にひとり、「山崎さんに何かあったら…」とボスに宣戦布告したシーンは戦々恐々であった。あのボスも狂気に満ちていて素晴らしいキャラクターであった(そこも本作の魅力に欠かせない)。
ヤマト

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