愛にも恋にも疎めの若い２人の悲しいラブストーリーだけど、泣きを押し付けてくる感じもなく、抒情的だけどすっきりとした味わいの映画。
あぁそうだ上野樹里ってこういう不器用な感じの人だったと思い出す。市原隼人の物凄くアホな男子役もいい。市原さんが本当に阿呆なのかなと錯覚するくらいだ。
脇の佐々木蔵之介、蒼井優も良かったなぁ。
一度見て面白かったのは覚えてるのにストーリーが全く思い出せなかったのは、時系列をばらばらに組み立ててるからだったみたい。映研モノなだけに監督も思い入れあまって力んで作り込んだのかな。いつもは大体シンプルな作りなのに。
そういえばこの当時はセカチュー、タダキミみたいな泣かせる気マンマン映画がやたらヒットしてた事を思いしました。
