パンダ大将

アメリカン・ビューティーのパンダ大将のレビュー・感想・評価

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)
3.8
アメリカンビューティーは薔薇の一種。薔薇は美しくも植物であるため腐り果ててしまう。それをこの作品とかけているのは間違いないだろう。

現代でも主人公のような醜い人間の部分を曝け出しながら生きている人もいる。一方、自分の見られたくない部分を隠し、"見せかけ"を盾にしている人もいる。
それらをひっくるめて人間なんだなと思った。

貧富どちらでもない中流家庭でも崩壊の危うさを持ちうる、それは日本社会でもあり得る話。(この映画の内容は例外だが)