湯っ子

アメリカン・ビューティーの湯っ子のレビュー・感想・評価

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)
3.8
ケビン・スペイシーが娘の友達に夢中になるというのは予備知識としてあったけど、隣の家のマッチョ親父が、まさに今流行り?の「有害な男性性」そのもので、さらにその奥には今観てるドラマ「ユーフォリア」のネイト父子にも通じるところがあった。薄気味悪くて居心地悪いのに面白かった。

この映画では40代前半の男女の「中年の危機」が描かれている。ここから四半世紀経って、今の感覚だと10年くらい遅くなっているような。
自分の感覚でいうと、50歳になった今、本格的な中年になった気がする(図々しいかしら)。
そもそもハタチで成人式を迎えたけど、実際「まあ大人になったかも」と思えたのって30歳くらいの気がするもんな。私だけかもしれませんが。
湯っ子

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